ご飯やおやつの時間に出来る分数

分数でつまづく子、つまづかない子

小学校で分数が出てきた時、すんなり受け入れられる子とそうでない子がいるかと思います。

何を隠そう、私も分数で苦戦した子のひとりでした。

分数の足し算、分数の引き算、分数の掛け算、分数の割り算、やり方は教えてもらったから分かる。

でも納得できない。これってどういうこと?と悩んだものです。

おもひでぽろぽろにもそんなシーンが出てきますよね。

「分数を分数で割るって…わかんないよ」

「分数の割り算がすんなりできた人はその後の人生もすんなりいくらしいのよ」

個人的には、何かに悩んで悩んですんなりいかなかった経験も人生には大事かな、と思いますが、 分数でつまづいてその後の算数、数学の苦手意識がついてしまうのはもったいない。

分数でつまづかなくても、その後の人生には色々ありますからね。 つまづきチャンスは分数じゃなくてもイイ!笑

日常で出来る分数のアナウンス

まずは、分数の概念を体験として理解していること、これがスタートかな、と思います。

例えば、2分の1は、4分の1より大きい。4分の1が2つあると、2分の1になる、とかね。

この概念、朝ご飯やおやつの時間にも簡単にアナウンスできるんですよ。

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ある日の息子の朝ごはん。日本から持ってきた冷凍の今川焼き。

(朝ご飯に今川焼き?というのはさておき)

こんなタイプの朝ご飯の日は、アナウンスチャンスです。

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まずは半分に切って「2分の1になったよ。どうぞ」

次は、半分を半分に切って「4分の1になったよ。4分の1はママがもらっていいかな?」

「4分の1はママが食べたから、4分の3がお腹に入ったね」

教えようとしなくてOK。

あくまでもさりげなく話すだけです。

パンでも、ホットケーキでも、こういったアナウンスが出来ます。

アナウンスを続けていくうちに、分数の概念が自然と頭に入っていきますよ。

おまけに

まあるい今川焼き。分数以外のアナウンスにも使えます。

例えば、「まんまるで、お月様みたいだね。満月だね」

「今川焼きって、今川義元と何か関係あるのかな?ママ調べてみようっと」

(パッケージを見ながら)「今川焼きって、ひへん、があるね」

などなど。

国語、数学、理科、社会のアナウンスがこれだけで出来ちゃいますね。