3歳でもできる部首トランプ遊び
部首トランプ
親勉ショップの部首トランプ。
親勉やってなかったら、何が面白いのか分からないトランプです。
2歳〜3歳男子、我が家の遊び方
このトランプは、七並べなどに使うとちょうど同じ部首がズラーッと並んで覚えやすいのですが、 3歳の息子はまだ七並べは出来ません。
2歳のうちは、どんな風に遊んでいたかというと…
「もんがまえ」や「さんずい」に洗濯バサミで足をつけて、
「もんがまえにYellow colorの足がついたよ」
「さんずいにblue colorの手がついたよ」
「こんにちは!もんがまえさん、今日はどこにいくの?」
と、ごっこ遊びの登場人物にしていました。
最近は、「もんがまえ」「さんずい」などのテーマを決めて、豚のしっぽが定番です。
トランプを裏返してまるーく並べて、
1枚1枚めくっていきます。
テーマの部首が出たらタッチ!最初にタッチした人が全部もらえるというルールです。
(通常豚のしっぽは、最後にタッチした人が全部トランプを引き受け、持っているトランプの数が多い人が負けですが、そこは我が家でやりやすいルールでやっています。大事なのは部首のインプットで豚のしっぽを正しいルールでやることではないので)
「もんがまえタッチしたね!はい、全部どうぞー」
と息子にあげると、たくさんカードをもらえて大喜び!
カードを見ながら、 「もんがまえ、もんがまえ、これももんがまえ、もんがまえいっぱいあるよ!」
と話しています。
遊び方で重要なのは、必ず部首の名前を口に出してアナウンスすること。これだけです。
3歳息子の変化
3歳になったばかりの一時帰国の時に感じたのは、日本の街中には漢字がたくさんある、ということ。
例えば、お店の店頭には、"営業時間 10:00-17:00"と表記してあるところが多いですよね。
「もんがまえ」が分かるようになると、
「ママ、ここもんがまえあったよ!あ、ここにもあったよ!」
とゲーム感覚で部首探しが出来ます。
駅から家までの数分が、親勉タイムになりますよ。
ひらがなについて
親勉では、ひらがなは取り扱いません。
私も、3歳の息子に特に教えていません。
ひらがなは、小学校で教えてもらいましょう、というスタンスです。
なぜなら、「大人になった時、当たり前にできる事には、時間もお金も使わない」というポリシーがあるからです。 漢字が読めない大人、苦手な大人はいても、ひらがなが書けない、読めない大人はいませんよね。
先取り教育で、小学校入学前にひらがなが読めるようになったとしても、それでリードできるのはせいぜい数ヶ月。
そのために時間は使いません。コストもかけません。(どちらも有限ですから!)
3歳の息子は、ひらがなは読めないし書けませんが、
「もんがまえ」や「さんずい」を見つける事が出来る。
そして、「もんがまえ」や「さんずい」で遊ぶ事が出来る。
楽しく遊んだ先には、
「部首」→「読み方」
「部首」→「書き方」
への興味へと発展していくでしょう。
小学校で出される宿題には漢字の書き取りが必ずあります。
友達みたいな「もんがまえ」と触れ合う時間になるか、
それともつまらない苦痛な時間として過ごすか。
親が作る環境が、左右していくと思います。
それに、幼児には曲線が多いひらがなやカタカナよりも、直線が多い漢字の部首の方が覚えやすいんですよ。
私も、漢字の部首はけっこう忘れていたりするので、楽しく復習するため、そしてアナウンスのネタにするために買った本がこちら。
これ、分かりやすいし絵も可愛いくてオススメです。